ハンドパペットを使った心理療法は欧米ではパペットセラピーとして注目されています。
「対話」を伴うパペットとふれあうことで、心理的に和やかな状態を作り出します。
道徳などの授業でハンドパペットに役割を持たせて、実際に生徒が演じるなどすれば、それぞれの立場に感情移入しやすくなります。
また、スクールカウンセリングでも有効です。
カウンセラーがいくら心を開いてほしいと願っても、大人に対して威圧感を感じることが子どもにはあるものです。
しかし、パペットが相手なら自分より弱いものとして認知するために「教えてあげる」という立場になり、話しやすいのです。