ケルザ──世界にたったひとつの表情。
ドイツ発ハンドメイドのハンドパペット(手人形)をつくり続けている「ケルザ」は、人口14223人の小さな町ミンデルハイムにあります。 なかでも旧市街と呼ばれる地域は、城門から反対側の城門まで歩いて5分程の更に小さな町。塔や教会、市壁の一部が残り、城壁の出入り口になったお城の門は今も保存され、さながらメルヘンの中に舞い込んだかのようです。
Photo:WikiPedia Commons,Deutsch: Der "neue" Marienplatz (nach der Umgestaltung) in Mindelheim. Date 14 November 2008 Source:Own work Author:Lumikus
この町でつくられるケルザはオールハンドメイド。全ての仕事をドイツ国内で完結させるのがモットーで、パペットの表情もひとつひとつ違っています。その家だけのパペットとして愛され、受け継がれていくのです。
妥協のない手づくりのドイツ製製品です
ケルザのハンドパペットは、ドイツのクラフトマンシップが息づく高品質なものづくりです。
選び抜いた素材を使い、卓越した職人たちの手で1体1体作られています。
ドイツ国内で100%完結するものづくりです。
ケルザは子どもたちに愛される人形を、ドイツ国内で完全生産します。そのことで、ドイツの雇用を確保することもケルザの大切な役目です。
品質の国ドイツで「信頼のÖKO-TEST規格」に合格
ケルザのハンドパペットは、企画から開発まで、さまざまなテストに合格する必要があります。
子どもたちの大事な感性を育むケルザのパペットたちは、すぐに市場に出るわけではありません。
家族、サークル、幼稚園で経験豊富な教育者が実際に活用します。新しいケルザパペットを誕生させるまでに、教育者やパパ・ママたちから十分に意見を聞くようにしています。
「色はどう?」
「かたちは?」
「材料は環境に配慮されている?」
何度も何度も意見を聞きます。
そうやって完成した個性豊かなケルザのハンドパペットは
信頼されるドイツ製品に与えられる「ÖKO-TEST規格」でも認定を受けています。子どもたちにより良い体験を提供する商品に与えられる栄誉あるものです。
すべてが実現可能な世界
ハンドパペットが発する言葉に、子どもたちは興味津々。
たくさんの言葉のシャワーを無意識に受け取っています。
パペットたちは、子どもたちにとって日々の暮らしの中でオリジナルな体験や気付きを与えてくれます。
ハンドパペットを動かすのは、コンピュータでも電池でもありません。
想像力という、魔法のような力です。
想像にルールはありません。
「ここが学校だよ」
子どもパペットをあやつるママがそう言えば、ソファの背は木造の教室になるでしょう。
「今から世界で一番おいしいシチューをつくるわよ」
おばあちゃんパペットがそう言えば、たちまちおいしいにおいが立ち込める。
「おばあちゃんの家を知らない?」
赤ずきんの指人形がオオカミに尋ねれば、ノートブックは深い深い森になるでしょう。
ここではどんな世界だって、つくれます。
なんだって、発明できます。
ハンドパペットと子どもたちが織りなすイマジネーションの世界ではあらゆることが可能です。